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エル春季講習会2013「バッファローとフェザーのマンデラ」

バッファローマンデラ

バッファロースカルは好んでマンデラの題材にしてきましたが、講習会で扱う
のは初となります。
絵画のデッサンでもよくモチーフとなりますが、石膏像同様に無彩色のため、
色彩にとらわれずに形や質感や空間を捉える訓練に向いているからです。
フィギュアカービングの基礎としても、とても恰好の題材なのですが、通常の
講習の受講者は過半数が女性のため、この動物の頭骨というヘヴィな問題
を工夫して和らげなければいけません。



バッファローアンティーク仕上前 φ21.5cm

バッファロースカルのバックにシェリダン唐草ではネイティヴクラフト感が薄れ
てしまいます。そこでネイティヴの有名なあのチマヨ柄にシェリダン柄を織り
込む(打ち込む)という方法に至りました。上の画像はアンティーク仕上げ前
ですが、ワイン色系のアンティーク仕上剤なども合いそうです。

もともとアメリカンネイティブもヨーロッパから渡ってきた彫金や織物などを自
分達の文化に取り入れ、部族ごとの彫金やチマヨ柄のオルテガ織りなど、
独自の作風を築き上げ、世界的に高い評価で認知されています。
このような文化の形成を見ると、彼らの精神世界をぶれずに持ってすれば、
素材や方法に固執せず良いものを取り入れることはよし、という寛容性の高
い民族と解釈します。
自作の正当性のための都合のよい解釈と言われればそれまでですが。


バッファロー部分

上の画像はメスでスライスし、盛り上げた眼窩と鼻腔部分です。
鼻腔に突起している部分だけ別の革を貼りつけています。革ゴモラの貼り込
み技法です。いつもいくつか持参する参考作品として、今回は革ゴモラも考
えています。

講習は4/17・5/15ですが、初回がバッファローとシェリダンカービング、2回
目がバッファローのパッキング仕立てとフェザーのカービングと仕立てです。
2日通し受講が基本ですが、定員に空きがあるようでしたら、2日目のフェザー
作りだけでも受けていただけるようです。

皆様の受講をお待ちいたしております。




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Author:クラム 藤田
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