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虎の壁掛け用型の修正

NEWタイガー原型1

機会を逸しましたが、2017年11月にある団体から講習会要請があり、候補作品に2003年の講習会「虎の壁掛け」が上がりました。
14年前の参考画像が乏しかった時代と違って、今はアプリなどで無尽蔵かというほど画像が豊かで、立体制作の参考に事欠きません。
現在の自分が14年前のままで再現というのは納得できず、これを機会に型の修正を試みました。




2003タイガーヘッド 2003年型は毛並みとして革表面を切り、型には毛並みは無く、毛並ブロックの膨らみだけでした。


原型は粘土造形でしたが、それの雌型は大量のシリコンを使用し、大きいので重さで変形しないように、石膏で支持した大がかりなものです。
粘土で新たに造形した方が早いのですが、経済的に過去のシリコン型を使わない手はないので、これで取った樹脂型を彫刻刀とのみで削り修正にしました。
どうせなら無かった毛並みまで入れてしまおうと、かなり時間を費やして完成したところで講習企画が流れたのですが、こだわりで修正できたことの満足感があり、それはそれでという気持ちで、残念感は希薄でした。
このままでも飾れるくらいの彫刻になったと思います。


NEWタイガー原型2 グレーの部分は原型のためパテです。
シリコン型に新たに流してできる樹脂型は、アイボリーで石膏像のような感じになります。


古い内壁をえぐり切ったシリコン型をこの原型にかぶせて、上部に開けた穴から隙間へと新たなシリコンを流して、新しいシリコン型が出来ました。
それでも1kgのシリコンを使い切りましたので、かなりコストセーブできたと思います。


これを使った講習会をいずれと思っています。
その前に、2015年の夏季講習 「Fake Croco」 でクロコダイルの型押し革が作れる型を配布したように、雌型を配布しての講習を検討中です。
これはシリコンで取った型を更にシリコンで逆型を取るというものです。
直に革に成型するため、たい焼き型的に複製が容易にできますし、毛並みさえもリアルに転写できます。
馬のフィギュアカービング革をこの方法で型を取り革に転写すると、ベベラチェックまでもが確認できます。


馬のフィギュアカービング雌型馬の 左は2015年のFake Croco 凹型と一緒に製作した樹脂凹型。
右は凸に型押された革(フィギュアカービングの複製)。


ご興味ある方はお楽しみに、よろしくお願いいたします。







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